東海大学 医学教育学 › 医学教育FD基礎講座
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生体機能学

基礎医学系 基礎 PS 専門知識に基づいた問題解決能力RE 科学的探究
この対応づけはドラフト(未確定)です。医学教育学領域の提案であり、教育委員会・領域責任者の確認前です。 📝 生理学系。PS-01-02 を生体構造学と分担、PS-01-03(個体の反応)が主戦場。構造学との分担線は要確認。
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学修目標
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疾患
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基本疾患●

担当する学修目標

PS-01-02 個体の構成と機能 37目標
  1. 01 細胞内液・外液のイオン組成、及び浸透圧と(静止)膜電位の形成機構について理解している。
  2. 02 細胞膜のイオンチャネル、ポンプ及び膜を介する物質の能動・受動輸送過程について理解している。
  3. 03 活動電位の発生機構と伝導、シナプス(神経筋接合部を含む)の形態とシナプス伝達の機能(興奮性、抑制性)と可塑性について理解している。
  4. 04 情報伝達の種類と機能について理解している。
  5. 05 受容体の種類・細胞内局在・機能、受容体による細胞内シグナル伝達過程について理解している。
  6. 06 液性因子による細胞間情報伝達(自己分泌、傍分泌、内分泌)について理解している。
  7. 07 細胞骨格を構成するタンパク質とその機能、アクチンフィラメント系による細胞運動について概要を理解している。
  8. 08 細胞膜を介する分泌と吸収の過程と細胞内輸送システム、微小管の役割や機能について理解している。
  9. 09 軸索輸送、軸索の変性と再生について理解している。
  10. 10 上皮組織と腺の構造と機能について理解している。
  11. 11 支持組織を構成する細胞と細胞間質(線維成分と基質)について理解している。
  12. 12 血管とリンパ管の微細構造と機能について理解している。
  13. 13 神経組織の微細構造について理解している。
  14. 14 筋組織について、骨格筋、心筋、平滑筋の構造と機能を対比して理解している。
  15. 15 組織の再生の機序について理解している。
  16. 16 位置関係を方向用語(上・下、前・後、内側・外側、浅・深、頭側・尾側、背側・腹側、近位・遠位、内転・外転)で理解している。
  17. 17 刺激に対する感覚受容の種類と機序について理解している。
  18. 18 反射について理解している。
  19. 19 生体の恒常性維持と適応、恒常性維持のための調節機構(フィードバック調節)について理解している。
  20. 20 生体機能や体内環境のリズム性変化について理解している。
  21. 21 生体の恒常性維持における常在菌・腸内細菌と宿主との相互作用の重要性について理解している。
  22. 22 配偶子の形成から出生に至る一連の経過と胚形成の全体像、胚内体腔の形成過程について概要を理解している。
  23. 23 体節の形成と分化、咽頭弓・咽頭嚢(鰓弓・鰓嚢)の分化、頭・頸部と顔面・口腔の形成過程について理解している。
  24. 24 体幹と四肢の骨格と筋、心血管系、泌尿生殖器系各器官の形成過程について理解している。
  25. 25 消化・呼吸器系各器官の形成過程について理解している。
  26. 26 神経管の分化と脳、脊髄、視覚器、平衡聴覚器と自律神経系、皮膚の形成過程について理解している。
  27. 27 酵素の機能と調節について理解している。
  28. 28 糖質の構造、代謝と調節(解糖、クエン酸回路、電子伝達系と酸化的リン酸化、グリコーゲン代謝、糖新生、五炭糖リン酸回路)、生理的意義について理解している。
  29. 29 タンパク質の構造、代謝と調節、生理的意義、主要なアミノ酸の代謝、尿素回路を理解している。
  30. 30 脂質の構造、代謝と調節、生理的意義、脂質の輸送(リポタンパク質)を理解している。
  31. 31 ヘム・ポルフィリンの代謝について概要を理解している。
  32. 32 ヌクレオチドの合成・異化・再利用経路について理解している。
  33. 33 酸化ストレス(フリーラジカル、活性酸素)について概要を理解している。
  34. 34 ビタミン、微量元素の種類と作用について理解している。
  35. 35 栄養素の相互変換とエネルギー代謝(エネルギーの定義、食品中のエネルギー値、エネルギー消費量、推定エネルギー必要量)について理解している。
  36. 36 空腹時、飢餓時、食後、過食時と運動時における代謝について理解している。
  37. 37 複合糖質、複合脂質について概要を理解している。
PS-01-03 個体の反応 33目標
  1. 01 原核生物としての細菌の構造と機能の違いについて真核生物と比較して理解している。
  2. 02 細菌の感染経路を分類し、細菌が疾病を引き起こす機序について理解している。
  3. 03 細菌の産生するタンパク質性毒素、非タンパク質性毒素の作用機序について理解している。
  4. 04 主なグラム陽性球菌、グラム陽性桿菌、グラム陰性球菌、グラム陰性桿菌の細菌学的特徴、リスク因子、感染経路と病態を説明し、それが引き起こす疾患を列挙できる。
  5. 05 抗酸菌の細菌学的特徴、リスク因子、感染経路と病態を説明し、それが引き起こす疾患を列挙できる。
  6. 06 らせん状細菌、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアの微生物学的特徴とそれが引き起こす疾患を列挙できる。
  7. 07 生体各部の細菌叢(マイクロバイオーム)の構成菌、細菌叢の機能について概要を理解している。
  8. 08 ウイルス粒子の構造と性状によりウイルスを分類できる。
  9. 09 ウイルス感染の種特異性、組織特異性と吸着、侵入、複製、成熟と放出の各過程、ウイルス感染細胞に起こる変化について理解している。
  10. 10 主なDNAウイルスの特徴、リスク因子、感染経路と病態を説明し、これらのウイルスが引き起こす疾患名を列挙できる。
  11. 11 主なRNAウイルスの特徴、リスク因子、感染経路と病態を説明し、これらのウイルスが引き起こす疾患名を列挙できる。
  12. 12 真菌(接合菌、子嚢菌、担子菌、不完全菌)の微生物学的特徴、リスク因子、感染経路と病態を説明し、それが引き起こす疾患を列挙できる。
  13. 13 寄生虫の分類、形態学的特徴、生活史、リスク因子、感染経路と病態、感染疫学的意義、寄生虫感染宿主の生体防御の特徴について理解している。
  14. 14 微生物の特性に応じた治療薬の作用機序について概要を理解している。
  15. 15 微生物感染症に対するワクチンの原理、種類とそれに対する問題点について理解している。
  16. 16 人獣共通感染症の原因となる微生物について、その生活史、リスク因子、感染経路と病態、感染疫学的意義について理解している。
  17. 17 媒介性感染症の原因となる微生物について、その生活史、リスク因子、感染経路と病態、感染疫学的意義を理解している。
  18. 18 免疫反応に関わる組織と細胞について理解している。
  19. 19 補体及び自然免疫細胞が病原体により活性化し、炎症を引き起こす仕組みについて理解している。
  20. 20 主要組織適合遺伝子複合体クラスIとクラスIIの基本構造と機能、抗原提示によるT細胞活性化の仕組みについて理解している。
  21. 21 免疫グロブリンとT細胞抗原レセプターの構造と反応様式、免疫グロブリンとT細胞抗原レセプター遺伝子の構造と遺伝子再構成に基づき、多様性獲得の機構について理解している。
  22. 22 ヘルパーT細胞(Th1 cell、Th2 cell、Th17 cell)、細胞傷害性T細胞、制御性T細胞それぞれが担当する生体防御反応について理解している。
  23. 23 B細胞の活性化による抗体産生の機構及び抗体の役割を理解している。
  24. 24 自然免疫系を構成する主な細胞とそれらの活性化機構(TLR等)を理解している。
  25. 25 抗原提示細胞の種類と役割、抗原提示機構について理解している。
  26. 26 ウイルス、細菌、真菌と寄生虫に対する免疫応答の特徴の概要について理解している。
  27. 27 原発性免疫不全症候群と後天性免疫不全症候群の概要について理解している。
  28. 28 免疫寛容の維持機構とその破綻による自己免疫疾患の発症について理解している。
  29. 29 アレルギー発症の機序について理解している。
  30. 30 がん免疫に関わる細胞性機序について理解している。
  31. 31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。
  32. 32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。
  33. 33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。

全器官系の「構造と機能」(横断・計123項目)

本領域は特定の器官系ではなく、全器官系の「構造と機能」を横断的に担う構造です。

血液・造血器・リンパ系 8項目 ・ TBL0201
  • 骨髄の構造
  • 造血幹細胞から各血球への分化と成熟の過程
  • 主な造血因子(エリスロポエチン、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)、トロンボポエチン)
  • 脾臓、胸腺、リンパ節、扁桃とPeyer板の構造と機能
  • 血漿タンパク質の種類と機能
  • 赤血球とヘモグロビンの構造と機能
  • 白血球の種類と機能
  • 血小板の機能と止血や凝固・線溶の機序
神経系 20項目 ・ TBL0202
  • 中枢神経系と末梢神経系の構成
  • 脳の血管支配と血液脳関門
  • 脳のエネルギー代謝の特徴
  • 主な脳内神経伝達物質(アセチルコリン・ドパミン・ノルアドレナリン)とその作用
  • 髄膜・脳室系の構造と脳脊髄液の産生と循環
  • 脊髄の構造、機能局在と伝導路
  • 脊髄反射(伸張反射、屈筋反射)と筋の相反神経支配
  • 脊髄神経と神経叢(頸・腕・腰仙骨)の構成および主な骨格筋支配と皮膚分布(デルマトーム)
  • 脳幹の構造と機能、及び伝導路
  • 脳神経の名称、核の局在、走行・分布と機能
  • 大脳の構造と大脳皮質の機能局在(運動野・感覚野・言語野)
  • 辺縁系の構造と記憶・学習の機序との関連
  • 錐体路を中心とした随意運動の発現機構
  • 小脳の構造と機能
  • 大脳基底核(線条体・淡蒼球・黒質)の線維結合と機能
  • 痛覚、温度覚、触覚と深部感覚の受容機序と伝導路
  • 視覚、聴覚・平衡覚、嗅覚、味覚の受容機序と伝導路
  • 交感神経系と副交感神経系の中枢内局在、末梢分布、機能と伝達物質
  • 内分泌及び自律機能と関連づけた視床下部の構造と機能
  • ストレス反応と本能・情動行動の発現機序
皮膚系 3項目 ・ TBL0203
  • 皮膚の組織構造
  • 皮膚の細胞動態と角化の機構
  • 皮膚の免疫防御能
運動器(筋骨格)系 8項目 ・ TBL0204
  • 骨・軟骨・関節・靱帯の構成と機能
  • 頭頸部の構成
  • 脊柱の構成と機能
  • 四肢の骨格、主要筋群の運動と神経支配
  • 骨盤の構成と性差
  • 骨の成長と骨形成・吸収の機序
  • 姿勢と体幹の運動にかかわる筋群
  • 抗重力筋
循環器系 14項目 ・ TBL0205
  • 心臓の構造と分布する血管・神経、冠動脈の特長とその分布域
  • 心筋細胞の微細構造と機能
  • 心筋細胞の電気現象と心臓の興奮(刺激)伝導系
  • 興奮収縮連関
  • 体循環、肺循環と胎児・胎盤循環
  • 大動脈と主な分枝(頭頸部、上肢、胸部、腹部、下肢)を図示し、分布域
  • 主な静脈、門脈系と上・下大静脈系
  • 毛細血管における物質・水分交換
  • 胸管を経由するリンパの流れ
  • 心周期にともなう血行動態
  • 心機能曲線と心拍出量の調節機序
  • 主な臓器(脳、心臓、肺、腎臓)の循環調節
  • 血圧調節の機序
  • 体位や運動に伴う循環反応とその機序
呼吸器系 10項目 ・ TBL0206
  • 気道の構造、肺葉・肺区域と肺門の構造
  • 肺循環と体循環の違い
  • 縦隔と胸膜腔の構造
  • 呼吸筋と呼吸運動の機序
  • 肺気量分画、換気、死腔(換気力学(胸腔内圧、肺コンプライアンス、抵抗、クロージングボリューム(closing volume)))
  • 肺胞におけるガス交換と血流の関係
  • 肺の換気と血流(換気血流比)が動脈血ガスにおよぼす影響(肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO<sub>2</sub>))
  • 呼吸中枢を介する呼吸調節の機序
  • 血液による酸素 と二酸化炭素 の運搬の仕組み
  • 気道と肺の防御機構(免疫学的・非免疫学的)と代謝機能
消化器系 15項目 ・ TBL0207
  • 各消化器官の位置、形態と関係する血管
  • 腹膜と臓器の関係
  • 食道・胃・小腸・大腸の基本構造と部位による違い
  • 消化管運動の仕組み
  • 消化器官に対する自律神経の作用
  • 肝の構造と機能
  • 胃液の作用と分泌機序
  • 胆汁の作用と胆嚢収縮の調節機序
  • 膵外分泌系の構造と膵液の作用
  • 小腸における消化・吸収の仕組み
  • 大腸における糞便形成と排便の仕組み
  • 主な消化管ホルモンの作用
  • 歯、舌、唾液腺の構造と機能
  • 咀しゃくと嚥下の機構
  • 消化管の正常細菌叢(腸内細菌叢)の役割
腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む) 8項目 ・ TBL0208
  • 体液の量と組成・浸透圧(小児と成人の違いを含めて)
  • 腎・尿路系の位置・形態と血管分布・神経支配
  • 腎の機能の全体像やネフロン各部の構造と機能
  • 腎糸球体における濾過の機序
  • 尿細管各部における再吸収・分泌機構と尿の濃縮機序
  • 水電解質、酸・塩基平衡の調節機構
  • 腎で産生される又は腎に作用するホルモン・血管作動性物質(エリスロポエチン、ビタミンD、レニン、アンギオテンシンII、アルドステロン)の作用
  • 蓄排尿の機序
生殖器系 9項目 ・ TBL0209
  • 生殖腺の発生と性分化の過程
  • 男性生殖器の発育の過程
  • 男性生殖器の形態と機能
  • 精巣の組織構造と精子形成の過程
  • 陰茎の組織構造と勃起・射精の機序
  • 女性生殖器の発育の過程
  • 女性生殖器の形態と機能
  • 性周期発現と排卵の機序
  • 閉経の過程と疾病リスクの変化
妊娠と分娩 6項目 ・ TBL0210
  • 妊娠・分娩・産褥での母体の解剖学的と生理学的変化
  • 胎児・胎盤系の発達過程での機能・形態的変化
  • 正常妊娠の経過(妊娠に伴う身体的変化を含む)
  • 正常分娩の経過
  • 産褥の過程
  • 育児に伴う母体の変化、精神問題及び母子保健
乳房 3項目 ・ TBL0212
  • 乳房の構造と機能
  • 成長発達に伴う乳房の変化
  • 乳汁分泌に関するホルモンの作用
内分泌・栄養・代謝系 9項目 ・ TBL0213
  • ホルモンの構造的分類、作用機序及び分泌調節機能
  • 視床下部ホルモン・下垂体ホルモンの名称、作用と相互関係
  • 甲状腺と副甲状腺(上皮小体)から分泌されるホルモンの作用と分泌調節機構
  • 副腎の構造と分泌されるホルモンの作用と分泌調節機構
  • 膵島から分泌されるホルモンの作用
  • 男性ホルモン・女性ホルモンの合成・代謝経路と作用
  • 三大栄養素、ビタミン、微量元素の消化吸収と栄養素の生物学的利用効率
  • 糖質・タンパク質・脂質の代謝経路と相互作用
  • 血中ホルモン濃度に影響を与える因子及びホルモンの日内変動
眼・視覚系 4項目 ・ TBL0214
  • 眼球と付属器の構造
  • 視覚情報の受容の仕組みと伝導路
  • 眼球運動の仕組み
  • 対光反射、輻輳反射、角膜反射の機能
耳鼻・咽喉・口腔系 6項目 ・ TBL0215
  • 外耳・中耳・内耳の構造
  • 聴覚・平衡覚の受容のしくみと伝導路
  • 口腔・鼻腔・咽頭・喉頭の構造
  • 喉頭の機能と神経支配
  • 眼球運動、姿勢制御と関連させた平衡感覚機構
  • 味覚と嗅覚の受容のしくみと伝導路

分担が重なる領域

同じ器官系・項目を複数領域が扱います。分担線は要調整。

分子生命科学 (PS-01-02)生体構造学 (PS-01-02)